エキゾチックなペイントが施されたKPMベルリン1925年製のフラワーベースです製作年代からバウハウス派のモダニズム作品だと思われます北欧風でありながら、トルコ地方(イスタンブール)の雰囲気もあり、ペイズリーに似たモチーフを描いた細身のシルエットが美しい花瓶で、100年前の作品と思えない大変に綺麗な状態です▪️サイズ 高さ27.5cm × 口径7.5cm × 胴径最大9.5cm1925〜1929年はニコラ•モウファングがKPMベルリンの芸術部門責任者を任され、新製陶所所長ギュンター•フォン•ペッヒマンのもとドイツ工作連盟とバウハウスの理念に影響をうけた芸術的作品が製造された貴重な時期になります日用磁器の時代に合った本質的な形を追求することを理想に、芸術家ゲルハルト•マルクス、マルグリート•フリードレンダー、トゥルーデ•ペトリらがモダンな磁器成型を行ないました有名なデザインに、ペトリによる食器セットUrbinoウルビノや、芸術学校ブルクギービヒェンスタインとの協力でフリードレンダーによるハレ型の花瓶があります売れ筋の花柄ペイントが主流のなか新進気鋭のモダニズム派でしたが、1930年代のナチスによる政権掌握で姿を消していく運命になりました底面に水色のペイントで「 147/505 」とナンバリングされており、数字の横には波形３本の印が見受けられますご検討よろしくお願いします