こちらは飴色の美しい、本べっこうの総白甲の櫛となります。やや薄いながら、べっ甲の中で最も貴重な白甲を足まで使いました大変贅沢な作りとなっております。繰り返す波のように流麗な形も華やぎがあり、軽やかです。彫られた隆起は飴色のべっ甲らしい印影の美しさを魅せてくれております。形といたしましてはかんざしではなく櫛になりますが、お団子や夜会巻などの髪型に、かんざしと同様にお使いいただけると思います。使い方はかんざし同様、左耳の脇や、右耳の下に挿します。お付けになりますと通常のかんざし同様の幅あり華やかです。また高さが低い分、品良くまとまります。冠婚葬祭などにも使用できる落ち着きのあるお品です。しかしながら使ってこそ生きるのお品です。是非普段にもお使い頂けたらと思います。8.6×5.16000＋14300