卸売 人間国宝井上萬二作 白磁ぐい呑

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人間国宝井上萬二本人作 白磁 ぐい呑昭和53年頃デパートの個展にて購入萬二50歳手前の勢いのある壮年期の作品。白磁には一切の文様もなくただその技術と研ぎ澄まされた白磁の美しさを追求した作品と思います。しかし手にとり酒を満たせば温かく安心する手触りです。萬二本人作は「萬二作」と箱書き裏と作品に、工房の作品は「萬二」と記されてますのでご確認ください。。【参考】磁器、ことに白磁の世界は「完全さ」が求められる。一切の加飾に頼らず、やわらかで滑らかな造形だけで、端正さ、温かさ、凛(りん)とした風格を表現する難しさ。「形そのものが文様」という井上萬二さんは、白磁の神髄を追い求めてきた。 白磁の第一人者、有田焼ろくろ成形の名手、そして平成7年の「人間国宝」認定。その妙技をたたえる称号は数多いが、井上さんは自戒の念もこめて「名陶無雑」という言葉を口にする。白磁は平凡な形が一番難しい。「芸術家はテクニックよりもアイデアというが、伝統工芸の世界では用と美を兼ね備えて初めて人間性あふれる作品が生まれるものと信じている」。今もひたすらろくろの前に座り、一点のゆがみも許さない。「名器に雑念はない。あるのは技術と感覚だけ」。自己を厳しく律し、大きな陶土の塊に鋭い眼光を向ける。父親の勧めで働いた柿右衛門窯で大物ろくろ師として名高い初代奥川忠右衛門の技に出合った。修業に入って7年ほどの時。「初めて見る奥川さんの技のすごさに身震いした。『この人に近づきたい』という目標が、その後の修業の壁を乗り越えさせてくれた」。すぐに門下生となり、ひたすらろくろの技を磨いた。この青年期の出会いが今も井上さんの作陶姿勢の根っこにある。29歳で柿右衛門窯を退社し、県窯業試験場の技官となった。昭和44年には約5カ月間、米国・ペンシルベニア州立大から有田焼の講師に招かれ渡米。通訳なしの講義に苦労しながらも、逆に学生たちから得たものも大きかったという。井上さんの作品は海外でも高い評価を得ている。これまでドイツやハンガリーで個展を開き、またモナコで国王の在位45年を記念した展覧会も開いた。「海外展といって気負う必要はない。日本の伝統美を見てもらい、納得してもらうだけ」。マイペースを崩さないのは、白磁の美に自信があるから。その信念は大英博物館展でも変わらないだろう。 現在94歳。

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