◆倉敷刀剣鑑定により江戸時代後期(新々刀)天龍子正隆に極められた冠落とし造りの短刀 希少鼈甲等を使用した高級黒呂塗段刻合口拵え入り   (鑑定結果総合９点 各項目ほぼ 満点)                    
◆法量刃長： 21.7cm、 反り： 内反り
元幅： 24.6mm、 元重： 7.1mm先幅： 18.7mm、 刀身重量: 153.4ｇ
測定方法の差異等による誤差は、ご容赦下さい。
生刃の残る健全な短刀で、気になる欠点の無い極上の一振りです。是非ご落札下さい。
・時代 江戸時代後期・国 摂津・系統 尾崎助隆系(孫)・造り 冠落とし造り・帽子 乱れ込み先掃き掛けて返る・肌  板目肌よく錬れて地景入る・刃文 小互の目乱れに砂流し交じる
◆本刀の特徴本刀は生茎無銘の冠落とし造りの短刀で、制作年代は体配及び地鉄鍛錬法の観点から、江戸時代後期(嘉永頃)の作と捉えられ、刃文は小互の目乱れに足入り、刃縁に小沸つき砂流し交じる。鍛えは板目肌鍛えを基調に小杢目交じり、地景良く入る等、新々刀期に摂津で活躍した尾崎天龍子正隆による作風を顕した特徴を示している。

◆概要尾崎天龍子正隆は、新々刀期の摂津国で大成した尾崎助隆の孫で、後に京都嵯峨に移り「天龍子正隆」、「尾崎源五正隆」、のち「長門介」を受領。天保から嘉永に活躍した。他の刀匠に比べて、短刀の作例が多く残っており、本刀も冠落とし造りの名品である。


◆付属品・刀袋 拵え用・拵え一式(小柄つき)・鑑定書 倉敷刀剣美術鑑定書

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但し致命的な欠点(刃切れ、ふくれ)がありましたらこの限りではありません。
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（2023年 3月 17日 20時 14分 追加）
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